藤井風「Casket Girl」徹底解説|歌詞の意味・MV・魅力をやさしく深掘り -その1-
こんにちは。
私のブログに来てくださり、本当にありがとうございます。
今日は、藤井風のシングルカット曲「Casket Girl」について、歌詞の世界から丁寧に見ていきたいと思います。
この曲は、ただのラブソングではありません。むしろ、光と影、生と死、愛と痛みが重なり合う、とても深い作品です。
そして、英語詞でありながら日本語のような揺らぎがあり、そっと胸に触れる切なさも感じられます。
今回の記事は3分ほどで読めるようにまとめていますので、どうぞ気軽に楽しんでくださいね。
藤井風、「Casket Girl」歌詞の和訳例と世界観から見えてくるもの
では、最初に歌詞の一部を和訳しながら、曲の核心へ少しずつ近づいてみましょう。
※著作権の都合で一部のみ抜粋しています。
Oh, wake up bro, she’ll come alive
ねえ、起きて。彼女は息を吹き返すよ。I just wanted to be free
私はただ、自由でいたかっただけ。Something always drags me down
しかし、いつも何かが私を引きずり落とす。Casket girl, you came to lay my body down
君は僕を埋めに来た、キャスケット・ガール。There’s nothing you can do, you’re already dead
もうどうにもならない。君は終わってしまったんだ。
こうしてみると、「Casket(棺)」や「dead(死)」という言葉が何度も出てきます。
つまり、恋人でありながら“破滅の象徴”でもある存在が描かれているのです。
藤井風、「Casket Girl」ブリッジ部分に見える「救い」と「再生」
一方で、この曲には強い絶望だけではなく、じんわりとした希望も含まれています。
その象徴が、ブリッジに散りばめられた言葉たちです。
There’s gotta be a way to make it better
少しでも良くなる道があるはず。Let’s get out of the hole
では、この闇から抜け出そう。High time for freedom
もう自由になるときだよ。
この部分からは、「終わり」ではなく「再生」への意志が読み取れます。
だからこそ、歌全体に漂う暗さの中にも、かすかな光が差し込んでいると感じるのです。
藤井風、「Casket Girl」のテーマをさらに整理してみましょう
- 過去の痛みに縛られる心
- 依存や迷いの中で揺れる感情
- そして、闇から抜け出そうとする小さな希望
- 終焉と再生が混ざり合う心の軌跡
つまり、「Casket Girl」は“ただの恋の歌”という枠を超えています。
そのうえ、棺(Casket)という象徴的なモチーフを使い、人間の弱さと強さを描いているのです。
藤井風、「Casket Girl」他の曲とどう違うのか
英語詞 × ダークポップという新しい挑戦
たとえば、アルバム「Prema」にある他の曲は、温かさや癒しを感じるものが多いですよね。
しかし、「Casket Girl」は真逆の方向を向いています。
影の部分にあえて光を当て、ダークで深い雰囲気をつくっています。
そして、英語詞であることによって、海外のダークポップやR&Bのようなサウンド感がより際立ちます。
静かな立ち上がり。激しく揺れるサビ。そこから光をつかむブリッジ。
この“静と動の対比”が、曲の物語性を強くしているのです。
藤井風、「Casket Girl」ボーカル表現の巧みさ
藤井風の歌声は、単なる「言葉」以上の意味を持っています。
むしろ、声そのものが楽器のように曲に溶け込むよう設計されています。
たとえば、冒頭の “Oh” の響き。
ただの「オー」ではなく、少し“え”が混ざったような繊細な発音になっています。
そして、そのまま “wake” に滑らかにつながる。
この柔らかい語感が、英語詞なのに日本語のように耳に残る理由なのです。
代表曲、「花」での、「尊い〜」で、い〜 ではなく、え〜 とのニュアンスに近い響きもあり、国境を越えるような感情表現が生まれています。
藤井風、「Casket Girl」他の曲と比べると、より“闇”が際立つ理由
たとえば、Hachikō は温かさと優しさの曲です。
また、Okay, Goodbye は前向きな別れと再生の曲です。
一方で、「Casket Girl」は、苦しみや依存、破滅寸前の心をあえて描いています。
しかし、その暗さを隠さずに描いているからこそ、のちに見える光がより美しく、真っ直ぐ届くのだと思います。
だからこそ、聴き終わったあとに深い余韻が残るのでしょう。
さて如何でしたか?
このままだと少し長くなってしまいますので今回はこの辺りで…
ここまで読んでくださりありがとうございます。そして、そろそろミュージックビデオも公開されている頃かと思いますので次回は、そのMVの感想もまじえて書いてみたいと思います。
では、またお会いしましょう。楽しみに待っていてくださいね。

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